◆米大リーグ ドジャース8―9レイズ=延長10回=(24日、ツ監継が米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、大谷督永本拠地・レイズ戦に「1番・DH」で先発出場。翔平史上6人目で最速となる40本塁打、夜明遠に語り40盗塁の「40―40」をサヨナラ満塁本塁打で決めた翌日に2戦連発の41号2ランを放ち、けても40ー40フィーバーロバーれるだろう今季初めて打点王争いでトップに並んだ。ツ監継が大谷がもたらした偉業の現地での反響の大きさを中村晃大記者が「見た」―。大谷督永
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「40―40」が一夜明けてもドジャースタジアムにあふれていた。翔平試合開始の約5時間前に到着すると、夜明遠に語りinfexiousプレスルームの食堂スタッフが「40―40」と連呼。けても40ー40フィーバーロバーれるだろう現地記者も、ツ監継が球場職員も、口を開けば「40―40」。言語は違えど、誰の話をしているかは一目瞭然だった。盗塁を決め、サヨナラ満塁本塁打で偉業を達成。前夜、大谷が描いた奇跡のストーリーはそれほど衝撃が大きかった。
グラウンドに下りても話題の中心は変わらない。ドジャース専属の地元放送局「スポーツネットLA」でリポーターを務めるワトソンさんは、球場入りするなりロハスに謝罪された。というのも、前日のヒーローインタビュー中に大谷を目がけてロハスとT・ヘルナンデスがウォーターシャワーを敢行。ワトソンさんも巻き添えを食らう形でずぶぬれになった。「(美容院代を請求?)そうね。これから言うわ(笑い)」としながら、「この仕事ではこういうことが起きるものなので、問題ありません。翔平なんて私を見て笑っていました」と明かした。
記念球の行方分からず… 一方、ばつが悪そうにしていた選手もいる。その瞬間、レイズの中堅を守っていたシリはグラウンドに跳ね返ってきた記念球を観客席に投げ戻した。「『40―40』のボールだったと知らなかったんだ…。試合が終わったから、いつものようにファンにあげた」。現在もボールは球団側に届いていないという。
ロバーツ監督の試合前会見でも大谷に関する質問が集中した。「永遠に語り継がれるだろう」、「単に足が速い選手ではなく、盗塁のうまい選手になったと思う」、「(50―50を)私はやると思うよ」。次々と景気のいい言葉が並んだ。二刀流封印でもMLBを席巻する大谷。次はどんな景色を見せてくれるのだろうか―。
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